2019年12月20日のXデー

いよいよ世界が慌ただしくなってきている。毎日のように押し寄せるデジタル通貨のニュース。今や世界でデジタル通貨を発行する流れになってきている。

それに伴い、日本では全銀システムのシステム変更も完了している。この変更は、膨大な資金の処理ができるようなコンピュータシステムへの移行であった。つまりすでに日本の金融システムはスタンバイOKなのである。

膨大な資金処理にはコンピュータが使われる。コンピュータのRTGSというお金を取り扱うコンピュータ上の決まりによってデータは処理されてゆく。

100兆札でお馴染みのジンバブエの現在の通貨はRTGSドルというものである。貧困でお金のない小さな国が何故このような膨大な資金処理をするためのシステムを通貨として利用しているのか?100兆札が発行されたのも意味があるものになるのだと予測できる。

ラガルドスピーチと同時期にG20が名古屋で開催される。そして翌日最後の大手銀行による銀行スケジュールメインテナンス。11月25日のローマ法王と天皇の会見で全ては終わり、全てが始まる。

西洋から東洋へのバトンタッチがされる。時代がガラリと変わるのだ。11月25日からは恐らく目に見えることが徐々に起きてくるであろう。世の中が溢れんばかりの新しい情報に混乱するであろう。

そして通貨革命は行われる。

アメリカの政府は12月20日までの緊急予算を通そうとしている。昨年12月22日にも政府は閉鎖された。あの時のアメリカは大いに混乱した。

アメリカ人は預金を持たないので、来月の給料がなければ生活できなくなる。日本では考えられない話ではあるが、去年政府閉鎖後次々と家が売りに出されたのを目の当たりにした。ローンが払えないのである。

前回は1ヶ月ほどで政府が再開されたのでよかったが、あれが2ヶ月続けば不動産は大変なことになる。2ヶ月分のローンが滞納するからだ。そうなると銀行に家を取られる。家がなくなり路上に人が溢れるのだ。

嘘のような話だが、去年売家の看板が乱立したのを目の当たりにしているので事実である。

アメリカは強い国と思われがちだが、意外にも脆い国なのである。ただトランプが次の政権を握るためにはこのドミノだおしを防がなければならない。

借金帳消し。なんて夢のようなことでも起きない限りこのドミノだおしを防ぐことはできない。