This is Yoz

日々の駄文を陳列しています

Twitterなき世界の言論プラットフォーム考

自分自身は人並み以上に承認欲求が強く自己肯定感のオバケなのでイーロンマスクが騒いでもTwitterからは離れられないんだろうなぁと思っている。

でもこの「俺が俺が」やセルフブランディングのような機能を排除したらTwitterで感じていた気持ち悪さのない場ができるような気がしている。

  1. 匿名への回帰

ユーザー名は持たず、属性からジェネレートされたユニークなイメージを判別するアイコンとして用いる。 匿名でも本人性は確認できるようにしておくことでアラシやハラスメントへの一定の抑制はかかるようにする。

  1. インタレストグラフ

複数のテーマが限定された部屋を行き来できる。 Redditに近いイメージ。 例えば映画やマンガなどストーリーのあるものはネタバレ前提の世界。 映画を見たあとジョインして感想戦を楽しむ場所。

  1. テーマのサマライズ

現在進行で語られているテーマについてAIを用いたサマライズページが生成される。 過去の会話ログを追う必要を無くする。

  1. 言語の壁排除

全てのユーザが己の言語で書くことができ読むことができる。 ユーザは翻訳されることを前提とした発言に最適化していく。 異言語異文化の知見が得られる。 言語の壁で知的空間が分断されている状況を解決できているコミュニティはまだない。

  1. 評価の流通

他社から評価されることで他者を評価できるようになる。 何らかのアルゴリズムが必要だが知見が提供されるユーザが評価される仕組み。 Q&Aサイトのような一対のものではなく、会話の中で自然に共有された内容への評価。 評価は供給量が制限されたトークンのようにあつかうか、それとも購入可能なものにするかは要検討。

この記事、最近わたしの身近でもこれに関する事象が発生していた。

https://www.tokyo-sports.co.jp/articles/-/268244

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インターネット黎明期からにWeb上に文字を書き連ねることが好きでした。

1990年代後半、テキストサイト時代にCGI掲示板をCMSに改造して、ケータイサイトのブックマークからテキスト投稿していました。

その後Blogというビッグウェーブがきて2003年にTypePadを使うようになりました。

日本国内でもブログサービスが興るようになり2004年にエキサイトに入社し長年「エキサイトブログ」のWebプロデューサー(いまで言うところのPdM)を担当してきました。

Web2.0と呼ばれたこの時代、すべての人がテキストをケータイで発信し、つながり、あらゆるトランザクションが発生する未来を信じて2006年に「エキサイトネームカード」というパーソナルハブとなるサービスを起ち上げました。

その翌年Twitterがスタート、あわてて「エキサイトつぶろぐ」というMicro Blogサービスを二ヶ月で起ち上げました。

この頃からグローバルサービスが日本に押し寄せるようになりました。

残念ながら「エキサイトネームカード」「エキサイトつぶろぐ」ともにクローズしこの墓碑銘に名を刻むものとなりました。

熱意を持ってCGMに取り組んできたのと同時に、グローバルサービスを喜んで我先に使ってきたのも事実です。

調査の名のもとにいつの間にかエンドユーザとしてはグローバルサービスに取り込まれてしまいました。

特にTwitterは日本語が使える以前の2007年3月から使いはじめました。

まるで息を吐くようにテキストをばらまくことができるのは私の欲望に忠実に答えてくれるサービスでした。

当時はスマホではなくケータイでしたが、3G回線もきていなかったカンボジアを旅しているときはSMSから投稿できたのが便利でした。

このユーザ体験は前述のCGI改造CMSと同じようにも感じました。

インターネットは旧知の友だちとのつながり、新しい友だちの発見、リアルタイムに最新情報の取得、そしてなにより無限に存在する読むべきテキストに無料でアクセスできることが魅力でした。

スマホの時代になり、この世のほとんどの人とインターネットでつながれるようになりました。

ただそれはよろこばしいことだけでもありませんでした。

不要な情報、読むべきでないテキストがどんどん手元に届くようになりました。

スマホゾンビと言われるように、眼を通じて入力する大量の情報に追われるようになったけれど、おそらくその80%は不要な情報でした。

Twitterは人を信じてフォローしますが、その人の発する情報の大部分は不要な情報です。

これらは私自身がゴミを撒き散らしていることでもあります。

私のばらまくテキストはほとんどの人にとって不要なゴミでしかありません。

それに気づくまで時間をかけてしまいました。

このwrite.asは海外のCGMサービスです。

ブログのような従来のCGMと違うのは、テキストを書きたい人の欲望のみを満たすサービスだということです。

誰かに読んでもらうためのSEOとかイイネとかつながる仕組みは一切ありません。

そしてGoogle Analyticsにも対応しておらず、いつ何人なにを読みにきてくれたか、最低限の情報しか取得できません。

広告なんて掲載できません。

それでいいんです。

ここは私がただダラダラとテキストを書きたいだけの場所であり、それを実現しているのがこのwrite.asというサービスです。

これまで公私ともにCGMにたずさわってきましたが、私的にはこれとSNSとの組み合わせがいまんとこベストだと思っています。

なにかのきっかけで誰かになにかを伝えたいときもここに書くと思います。

誰かに伝える必要性のないテキストが大部分だと思います。

そんな私のこの駄文を読みたいという酔狂な人が万が一いらっしゃったら、ぜひ記事の最下部からメールアドレスを送信してください。

私の駄文テキストをもれなくメールで受け取れ、メールアプリのなかで読めます。

感想とかなにか伝えたいことがあれば、いつかお会いしたときにでも教えてください。

2023年10月25日

吉崎陽介 as Yoz

indiegogoからのメールで知った充電不要の活動量計MOTHER Braceletが気になる。

https://mother-bracelet.com/

https://www.indiegogo.com/projects/mother-bracelet-first-no-charging-health-tracker/

活動量計は、私たちの生活習慣を24時間365日把握し、健康になるために何ができているか、また何ができていないかを明らかにするために利用されています。

しかし、寝る時に充電することで睡眠を計測できなかったり、充電によりデータを一定期間取得できなかったりする問題がありました。加えて、充電のために手首から外した結果、忘れたり置き去りにしたりしてしまう。そして、その多くは再び活動量計を使うことはありません。

これが、従来の活動量計の大きな課題の一つです。

その解決策になり得るのが24時間365日充電不要の活動量計 MOTHER Bracelet です。

温度差発電と太陽光発電のハイブリッド発電により、常に発電し続けることができるため、24時間365日の着用が可能で、データロストすることがありません。

—-プレスリリースより引用

活動量計はずっと関心のある分野で、いまはなきJawbone UPから様々なデバイスを使ってきて現在はFitbit Inspire 3を使っている。

腕時計併用派なのでスマホ通知やアプリなど余計なスマートウォッチ機能はいらない。

機能を限定して使用電力を押さえれば小さな電力でもなんとかなりそうだけど、消費電力と供給電力の定量的情報がもう少しほしいところ。

この分野は世界でもっと進んでいいはずだけど、未だ充電不要を実現しているメジャー企業がまだ存在しないのも気になる。

MEDIROM Healthcare Technologies Inc. Announces Filing of Registration  Statement for Proposed Initial Public Offering on NASDAQ | Business Wire

このMOTHER Braceletを開発販売しているのは株式会社メディロムという日本企業。

街なかでよくみかけるReRaKuを運営している会社で、店舗運営にとどまらずヘルステックを推進していてLavというパーソナルトレーニングマッチングアプリとこのMOTHER Braceletをすすめているらしい。

企業としてのミッションをもとに事業そのものをデジタルに広げていく、まさにDXのお手本のように感じられる。

実は2018年に同じくIndiegogoでMATRIX PowerWatchという体温充電のスマートウォッチにPerkしたことがある。

その後、技術的に信用できない部分が生まれてきて途中でやめてしまった。

そのMATRIX社の技術がこのMOTHER Braceletに使われているらしいのでこの5年でどれくらい効率的かつ実用的なものになったのかとても興味がある。

クラウドファンディングは身元がわからず継続性が危うい企業が多く過去に何度か支援して失敗した経験がある。

しかしこのプロダクトは身近な日本企業であり、日本国内ではすでに利用者もいくりょうで安心感はある。

ただ活動量計市場は廉価化がすすんでおり、XiaomiやHuaweiなどかなり出来の良いプロダクトが5000円強で購入できる。

この文章を書いている時点で締め切りまであと10日。

使用レビューもあがっているようなのでもうちょっと情報を集める。

今夜は近所で元ちとせさんのライヴをみてきた。

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新卒で入った会社は音楽関係だったしその後はWeb関係のままだったのでスーツを着たことがない。

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Yosuke Yoshizaki as 'Yoz'

  • Tiny Serial Entrepreneur
  • PdM at SI Vender
  • PO at Web Community
  • Writer for articles about Tech and Culture
  • Advisor for DX
  • Learner in Economics, Marketing and Tech
  • Reader of Japanese literature (Aozora Bunko) by Kindle
  • DJ Anywhere

1971/04/20 : Ayabe, Kyoto, Japan

Now : Kawagoe, Saitama, Japan

SNS : Twitter, Linkedin

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Duolingoで中国語を学びはじめてもう2年ほどになる。

英語もままならない状態で中国語をはじめることに疑問がなくもない。

ただ一言語が完璧なことよりも複数言語がなんとなくわかる方がおもしろいと考えていた。

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いつまでも若手だと思っていたけれど気がつけば50をすぎていた。

所属企業やビジネス組織の中では高齢者扱いだけれど日本社会ではまだまだ真ん中へんだったりする。

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TwitterなどのSNS時代の変化や、歳を重ねることによる心境の変化などから、ただただテキストを書いて置ける場所を持つことをまた考えるようになってきた。

世の中のホスティング型ブログCMSはずっとWordPressの天下がつづく。

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